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菊井の漢方薬局のお店日記
2013年02月20日 徒然健康通信 第二十四号 平成二十五年三月
※最終号※
こんにちは、「菊井の漢方薬局」です。
二年にわたり連載してきました「徒然健康通信」も今号をもちまして最終号とさせて頂きます。
長い間ご愛読頂き、本当にありがとうございました。
それでは最終号をお楽しみください。
ちょっとした病気の話24「かぜ(風邪)」
誰でも一度はかかったことのある「かぜ」。急性上気道炎とも呼び、呼吸器系の炎症症状の総称を指します。寒くて乾燥する時期に流行しますが、夏かぜという言葉があるように、エアコンの普及により一年を通してみられるようになりました。原因は主にウイルスの感染です。抗生剤(抗菌剤)がなければ治らないと思っている方もいらっしゃいますが、基本的には間違いです。抗生剤は細菌を叩く薬でして、ウイルスを叩く薬ではありません。ただ二次感染予防の目的や風邪をこじらせて肺炎を併発した場合には有効です。東洋医学的には六淫(りくいん)と呼ばれる六つの邪があり、風邪(ふうじゃ)…
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2013年01月25日 徒然健康通信 第二十三号 平成二十五年二月
こんにちは、「菊井の漢方薬局」です。
身近な健康の話題を発信しております。
※ 被災に備えて
ご自分が飲んでいる薬の名前をメモして財布に入れたり、携帯電話のカメラで撮影しておきましょう。
ちょっとした病気の話23「坐骨神経痛」
坐骨神経はおしりから太ももの後ろを通り、ふくらはぎ・足首まで至る大きな末梢神経です。坐骨神経痛とは、この神経に沿って痛みを訴える症状の総称で、様々な疾患が原因となります。代表的なのが、脊椎疾患(椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など)、筋肉疾患、血管疾患(動脈硬化など)、腫瘍、婦人科疾患(子宮筋腫など)、内科疾患、精神疾患などです。治療法は原因疾患の改善なので、原因を特定し、適切な治療をすることが重要です。それに加えて、肥満・生活習慣病・喫煙・過度のアルコール摂取の改善、運動や「腰痛体操」による筋力アップ(骨や椎間板に異常がない場合)が有効です。東洋医学でも原因疾患を特定することで…
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2012年12月22日 徒然健康通信 第二十二号 平成二十五年一月
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※ 被災に備えて
ご自分が飲んでいる薬の名前をメモして財布に入れたり、携帯電話のカメラで撮影しておきましょう。
ちょっとした病気の話22「過活動膀胱」
過活動膀胱は「急に我慢できないような尿意が起こる(尿意切迫感)」「トイレが近い(頻尿)、夜中に何度もトイレに起きる(夜間頻尿)」「急にトイレに行きたくなり、我慢ができず尿が漏れてしまうことがある(切迫性尿失禁(尿漏れ))」などの症状を示す病気です。脳と膀胱(尿道)を結ぶ神経のトラブルで起こる「神経因性」と、それ以外の原因で起こる「非神経因性」があります。「神経因性」は神経障害により尿道や膀胱の「締める」「緩める」の働きがうまく連携しないことで起こります。「非神経性」は女性の場合、加齢や出産によって、膀胱・子宮・尿道などを支えている骨盤底筋が弱くなったり傷んだりして症状が起きる…
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2012年12月10日 年末年始休業のお知らせ
誠に勝手ながら下記日程を当店の 年末年始休業とさせていただきます。
本年も大変お世話になりました。
来年もよろしくお願い申し上げます。
12 月 30 日(日)~1 月 3 日(木)
尚、1 月 4 日 (金) から通常の営業となります。
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2012年11月20日 徒然健康通信 第二十一号 平成二十四年十二月
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ちょっとした病気の話21「脂質異常症」
少し前まで「高脂血症」と言われていた症状です。最近では「メタボリック症候群(メタボ)」という言葉も当たり前のように使われるようになりました。高LDLコレステロール血症(LDLが140mg/以上)、低HDLコレステロール血症(HDLが40mg/未満)、高グリセライド(TG、中性脂肪)血症(TGが150mg/以上)に主に分類されます。症状は当初は自覚症状がありません。血液中のLDL(悪玉)が多過ぎると、動脈の壁にくっついて動脈が厚く硬くなります。これが動脈硬化で、症状が進行すると脳や心臓に深刻なダメージを与えます。中性脂肪はそれ自体、動脈硬化の原因にはなりませんが、多いとHDL…
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2012年11月10日 冷え症について
みなさんは冷え症と言えば、どんなことを思い描くでしょう?
「冬になると手足が冷たくなる」、「夏でも靴下が欠かせない」、「冷たい物は飲まず、温かい物を好む」など色々あると思います。
結論としてはどれも正解です。
東洋医学ではまず、体を「表(ひょう)」と「裏(り)」に分けます。
「表」は外から見える部分、つまり皮膚などを指します。反対に「裏」は外から見えない部分、つまり内臓などを指します。
まずその表裏が冷えているかどうかで「表寒(ひょうかん)」「裏寒(りかん)」に区分できます。
「表寒」は皮膚が冷えていることになるので、手足が冷たいとか自覚しやすいです。「裏寒」というのは内臓が冷えているということになるのでなかなか自覚しにくいのですが、冷たいものを飲みたくないとかでイメージしやすいと思います。
「表寒」の方は自覚しやすいので、手袋をしたり、靴下を履いたり、カイロを使ったりと対策が取りやすいですね。「裏寒」…
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2012年10月18日 徒然健康通信 第二十号 平成二十四年十一月
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ちょっとした病気の話20「月経前症候群(PMS)」
月経前の3~10日ほど続く、精神的あるいは身体的症状の総称で、月経が始まるとともに減ったり消えたりするものをいいます。原因は不明です。女性ホルモンの作用に関する感受性の差や、水分貯留症状から血液量、血圧を調節するホルモン系(レニン-アンギオテンシン系)の異常、低血糖類似症状から糖を処理する能力(耐糖能)の異常、セロトニンなどの神経伝達物質の異常分泌などが考えられています。症状はむくみや腹部の膨満感、乳房の緊満感などの水分貯留症状、頭痛、腹痛、腰痛などの疼痛症状、食欲不振、めまい、倦怠感などの自律神経症状、情緒不安定、抑うつ、不安、睡眠障害などの神経症状があります。…
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2012年09月21日 徒然健康通信 第十九号 平成二十四年十月
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ちょっとした病気の話19「慢性胃炎」
慢性胃炎は、胃粘膜の状態によって、表層性胃炎(胃粘膜表面で軽い炎症のある状態)、びらん性胃炎(炎症により胃粘膜表面がえぐれた状態)、萎縮性胃炎、肥厚性胃炎(胃粘膜表面が正常より厚く見える状態)に分けられます。そのうち一番多いのは萎縮性胃炎で、胃粘膜の炎症が長く続いたために胃粘膜自体が萎縮し薄くなっている状態の慢性胃炎です。また、最近では胃粘膜に何の異常も見られないのに慢性的に胃の不快症状を引き起こす、NUD(Non-ulcer Dyspepsia:潰瘍のない消化不良)も見られます。症状は胃の不快感、胃もたれ、食後の腹痛、空腹時胃痛、食欲不振、胸焼けや吐き気などです。原因は過度の喫…
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2012年08月17日 徒然健康通信 第十八号 平成二十四年九月
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ちょっとした病気の話18「肝炎」
肝炎とは何らかの原因で肝臓に炎症が起こり、発熱・黄疸・全身倦怠感などの症状を来たす疾患の総称です。一番多いのはウイルス性肝炎で、それ以外だとアルコール性、非アルコール性脂肪性、自己免疫性、薬剤性などがあります。症状の進行具合により、急性、慢性、劇症肝炎と言われることもあります。ウイルス性は主にB型とC型に分かれ、B型は母子感染や性行為感染、C型は血液感染が主な感染源です。肝炎で恐ろしいのは、その後、肝硬変、肝がんと症状が発展してしまう可能性が高いということです。しかも肝臓は「沈黙の臓器」と言われるほど、自覚症状がなく病状が進行していきます。診断方法はまずは血液検査になります。肝炎具…
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2012年08月06日 夏季休業
8月13日(月)~15日(水)を夏季休業とさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
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2012年07月17日 徒然健康通信 第十七号 平成二十四年八月
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ちょっとした病気の話17「頭痛」 日本人の四人に一人は悩んでいると言われる頭痛。特に片頭痛と緊張型頭痛が大部分を占めます。片頭痛は頭の片側もしくは両側が、脈打つようにズキンズキンとした痛みを伴います。その原因として、主に頭部の血管が拡張することによって頭痛が起こる血管説と、脳神経の中で最も大きい三叉神経(顔面周辺の感覚をつかさどる)が関与しているという三叉神経血管説があります。緊張型頭痛は長時間同じ姿勢でいると、筋肉が緊張して血行が悪くなり、鈍い痛みを発生する身体的ストレスと、 精神的に緊張した状態が長期間続くと、脳の痛みを調整する部位が機能不全を起こし頭痛を引き起こしてしまう精神的ストレスが、複雑に関係していると…
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2012年06月13日 徒然健康通信 第十六号 平成二十四年七月
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ちょっとした病気の話16「自律神経失調症」
めまいや頭痛など、日頃から何か不調だけど、検査をしても異常がない。そんな時、「自律神経失調症」と言われたことはありませんか? 自律神経は、無意識かつ反射的に、生命維持に必要な様々な作用を調節します。交感神経と副交感神経があり、交感神経は『活動する神経』、副交感神経は『休む神経』で、必要に応じて自動的に切りかわって働くようになっています。例えば、心臓がドキドキしている時は交感神経が働いている時で、逆に心拍が落ち着いている時は副交感神経が働いている時です。この交感神経と副交感神経のバランスが崩れた状態を自律神経失調症と呼びます。症状が多岐にわたるのはこのためです。自律神経失調症…
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